ギョームでは Linux, Windows とだけ戯れている。
ときどき気分を変えて別のを触ってみたくなるので *BSD 以外だと何かあったかな〜。そういや Solaris て今どうなってたかな〜、Open Solaris とか OpenIndiana てどうなったんだっけ・・とごそごそ調べてると OmniOS というのを知る。
https://omniosce.org/
illumos 族はこちら https://wiki.illumos.org/display/illumos/Distributions
https://omniosce.org/about/about.html
もともとは OmniTI ってところがやってたけど2017/4で終了、その後 Community Edition になった模様。MRTG, RRDTool 作者の名前をここで目にするとは・・・!
https://omniosce.org/download.html をみると AMI もあるので EC2 で使えてよろしい。しかし ENA は使えないだろうな。NVMe は使えるか・・?(後述)
https://ja.wikipedia.org/wiki/NVM_Express#Operating_system_support
OmniTI は今は AWS のコンサルティングパートナーのよう。https://omniti.com/knows/amazon-cloud-databases
https://omniti.com/remembers/2018/omniti-officially-named-aws-consulting-partner
https://www.crunchbase.com/organization/omniti
Founder の名前に見覚えあり。ウェブオペレーション一章の寄稿者だった。巻末の寄稿者紹介に OmniTI の創立者て書いてあったわ・・・。
とりあえず入れた。
$ uname -a
SunOS omniosce 5.11 omnios-r151026-673c59f55d i86pc i386 i86pc
$ ssh -V
OpenSSH_7.6p1, OpenSSL 1.0.2o 27 Mar 2018
pkg コマンドでパッケージ入れられるようだけどあまりなさそう。パッケージシステムと
しては IPSらしい。https://en.wikipedia.org/wiki/Image_Packaging_System
sysctl はないのか。
fstab でなくて vfstab なのか。しかし / が ない・・・?
$ cat /etc/vfstab
#device device mount FS fsck mount mount
#to mount to fsck point type pass at boot options
#
/devices - /devices devfs - no -
/proc - /proc proc - no -
ctfs - /system/contract ctfs - no -
objfs - /system/object objfs - no -
sharefs - /etc/dfs/sharetab sharefs - no -
fd - /dev/fd fd - no -
swap - /tmp tmpfs - yes -
/dev/zvol/dsk/rpool/swap - - swap - no -
swap が /dev/zvol .
インストーラで ZFS を用意してまっせ的メッセージでてたな・・・。いや〜 ZFS わからん・・・。FreeBSD で軽くおさわりした程度、/ を ZFS で使ったことがない。
$ zfs listNAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
rpool 2.56G 12.5G 23K /rpool
rpool/ROOT 504M 12.5G 23K legacy
rpool/ROOT/omnios 504M 12.5G 504M /
rpool/dump 1.00G 12.5G 1.00G -
rpool/swap 1.06G 13.5G 32.8M -
$ zfs mount
rpool/ROOT/omnios /
rpool /rpool
ZFS に関してはこのへんみてればいいのか?
http://open-zfs.org/wiki/Documentation
https://www.freebsd.org/doc/handbook/zfs.html
NVMe具合確認。ドライバはこんな具合に。使えそうな気配。ixgbevf はない。
$ ls -l /kernel/drv/amd64/ixgb* /kernel/drv/amd64/nvme
-rwxr-xr-x 1 root sys 104248 5月 3 22:30 /kernel/drv/amd64/ixgb
-rwxr-xr-x 1 root sys 359376 9月 10 2018 /kernel/drv/amd64/ixgbe
-rwxr-xr-x 1 root sys 74136 9月 10 2018 /kernel/drv/amd64/nvme
4053 Add NVME Driver Support to Illumos
https://github.com/illumos/illumos-gate/commit/3c9168fa8e9c30d55b3aa2fde74bd7da46df53f5
勝手が違ってそれはそれで面白い。わからなさがかなりある。
top もない・・・
/proc の下も Linux と違い色々生えてない。
しばらくは Linux でのアレは Solaris でなにに相当するの?というのを調べることにもなる。
しかしこう Linux ではない別のOSを触ってみて勝手が違うのに直面すると、多くのひとが頑張ってなにかの OS (特に GNU/Linux )を触る必要はなく、ただコンピュートリソースとして使えれば裏でなにが動いてるか意識する必要はないだろうし、上モノさえよろしく動いてれば幸せだよな、と思った。
触る必要のないひとが触らざるを得ないのは辛いよな。
どういうわけか自分のなかでは Google App Engine はすごいよな、というところに行き着く。
ところで Oracle Solaris は 11.4 がでていた。
https://news.mynavi.jp/article/20180829-685663/
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1805/15/news001.html
『Oracleは、“少なくとも”2034年まではSolarisの開発を継続することを公式にお約束しています。誤解しないでいただきたいのですが、2034年でやめるということではありません。最低でも2034年まで、つまりあと16年は開発を継続するということです。』
知らなかった・・・。生き長らえた Solaris でお仕事が得られる人いるかも・・?
Oracle にはもっと Solaris 頑張って欲しかったねぇ。先行き不安でなければいちいち 2034年まで継続するよ、なんぞ言わんし・・・。突如 discon よりはるかにいいけども。
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