2021年1月31日日曜日

ファイルシステム

Linux シェアを見ると、Ubuntu が圧倒的、その後に続く CentOS と Debian を合わせるとこの3つで8割強。

Ubuntu, Debian のデフォルトのファイルシステムは ext4 で CentOS は 7 から XFS 。XFS をデフォルトにしてるのは RHEL とその互換(を謳うもの)以外に知らず、XFS のこと自体もあまりよく知らないのだった。( SLES はOS用がbtrfs、他はXFS )

XFS の出自としては IRIX だけども IRIX がまだ多用されていた頃に触れる機会はなかったので当時のことも全くわからない。稼働する実機を見たことがないという。RHEL での XFS 採用は確か 5,6 で scalable filesystem add-on とし存在していたなというのは記憶にある。

ちょっとググると、

http://www.intellilink.co.jp/article/column/oss-rh02.html

"RHEL 5、6でも有償のアドオンとしてXFSは利用可能です。RHEL 7のXFSは無償でサポートを受けられるようになりました。"

と。また、

"昨今では、多数のプロセッサーやディスクアレイを搭載したサーバーに大容量ファイルシステムを構築するなどの要件もあり、ext系ファイルシステムではスケーラビリティの限界が見えつつあります。"

のように書かれているのだけども、ext4 不向きなユースケースは多数存在するのかしら。

File systems and storage limitsを見るとまぁ確かにXFS はすごい。Maximum file size よりも Maximum file system size かな?

phoronix の記事見ると性能も◎ https://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=linux-58-filesystems&num=1

とすると Ubuntu や Debian でもデフォルトにされてもよさそうに思う。あくまでデフォルトでしかないからわざわざそうしてないだけかもしれない。

「XFSの中の人」の数の関係もあるのかな。

2021年1月30日土曜日

container_of

ツイッター上で container_of の話題を目にした。カーネルは薄ーく読む程度しか関わりがなく「なるほどそういうのもあるのか」という感じ。

はてこのマクロはいつからあるんだろうと調べてみると 2.5.28 からある模様。2002/7/25リリース。

https://www.linux.com/news/linus-torvalds-linux-2528/

https://lwn.net/Articles/5482/

$ find linux-2.5.28 -name \*.[ch] |xargs rg container_of|wc -l
      27

今日時点での最新stable 5.10.11 はどのくらいあるか。

$ find linux-5.10.11 -name \*.[ch] |xargs rg container_of|wc -l
   17222

ほえ〜

2005年にGKHさんが書いてる=> container_of() 元は2003年に Linux Journal に書かれたらしい。

マクロはその後2017年によりシュッとした kernel.h: handle pointers to arrays better in container_of()


そうそう、2002年、回線なんてこんなんだったか。。https://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/16691.html#2002

数年後に開始のメタルプラス使っていたな。その前何を使っていたか覚えていない。

2021年1月13日水曜日

初詣

二箇所行った。ひとつ目で丑の小さな置き物に入ったおみくじを引いて、中吉。結びの言葉は「今は何も控えよ」と書かれていた。

ふたつ目で明治神宮へ行き大御心を引く。今回は一七で明治大帝の一首、これまでのと被りなし。(心はいつも清く明るく持ちましょう)と。 去年からか英文も併記されている。

2021年1月10日日曜日

加水分解

何年か使っていた Anker の USB 3.0 、4ポートのハブ。どうもケーブルが加水分解してしまいベットベトに。被覆はボロボロと剥がれ落ちてしまうので処分。さようなら。