Linux シェアを見ると、Ubuntu が圧倒的、その後に続く CentOS と Debian を合わせるとこの3つで8割強。
Ubuntu, Debian のデフォルトのファイルシステムは ext4 で CentOS は 7 から XFS 。XFS をデフォルトにしてるのは RHEL とその互換(を謳うもの)以外に知らず、XFS のこと自体もあまりよく知らないのだった。( SLES はOS用がbtrfs、他はXFS )
XFS の出自としては IRIX だけども IRIX がまだ多用されていた頃に触れる機会はなかったので当時のことも全くわからない。稼働する実機を見たことがないという。RHEL での XFS 採用は確か 5,6 で scalable filesystem add-on とし存在していたなというのは記憶にある。
ちょっとググると、
http://www.intellilink.co.jp/article/column/oss-rh02.html
"RHEL 5、6でも有償のアドオンとしてXFSは利用可能です。RHEL 7のXFSは無償でサポートを受けられるようになりました。"
と。また、
"昨今では、多数のプロセッサーやディスクアレイを搭載したサーバーに大容量ファイルシステムを構築するなどの要件もあり、ext系ファイルシステムではスケーラビリティの限界が見えつつあります。"
のように書かれているのだけども、ext4 不向きなユースケースは多数存在するのかしら。
File systems and storage limitsを見るとまぁ確かにXFS はすごい。Maximum file size よりも Maximum file system size かな?
phoronix の記事見ると性能も◎ https://www.phoronix.com/scan.php?page=article&item=linux-58-filesystems&num=1
とすると Ubuntu や Debian でもデフォルトにされてもよさそうに思う。あくまでデフォルトでしかないからわざわざそうしてないだけかもしれない。
「XFSの中の人」の数の関係もあるのかな。
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