2013年8月4日日曜日

Advanced Programming in the UNIX Environment, 3rd Edition

がでていたのがやや話題に。http://www.apuebook.com/


・・・実は、6月に何かでセールを知り、informit のサイトで ebook 版を $ 29.99 で買っていた。

以前、2nd Edition を社内の自グループで輪講するかー、と始めてみたものの頓挫してしまった。知らないから日常の業務に支障があるものではないし、C だし、やる気も出ないかな・・。知っておいて損はないはずなんだけども。
本書よりかなり易しいと思う Working With Unix Processes でもそんな感じだったし。。(´ヘ`;)ウーム…
というわけでひとりでちょいちょい読み直す方向。

2版同様、日本語版はでないんじゃないかなと思う。
ページ数多い、下手な訳でマサカリとんできて「原著を読め」となる、なら日本語版欲しいひとあんまいなくなるよねと。

Preface に書いてある following platforms は以下のとおり。
・FreeBSD 8.0
・Linux 3.2.0 (the Ubuntu 12.04 distribution)
・Mac OS X 10.6.8
・Solaris 10

2nd Edition の時から変わった点
STREAM というのがふんふん、、と書いてあって
・Linux は STREAMS をベースに含まなくなった
・Solaris 10 は STREAMS あるけど Solaris 11 は別の実装
・Mac OS X は STREAMS をサポートしない
・FreeBSD も

2nd Edition だと Linux 2.4 をカバーしてて、3.2 にアップデートしたのだけど、この2つで大きな違いは threads subsystem だよと。 (2.4 => 2.6 で NPTL になったので)

3rd Edition だと70以上の新しいインタフェース、 asyncronous I/O 、spin locks、barriers、POSIX semaphore などなどを含んでるよ、と


2nd Edition (2005年出版)の Preface も書かれているので、それと合わせてみてみると、カバーしている OS は
・FreeBSD: 5.2.1 => 8.0
・Linux: 2.4.22 (the Mandrake 9.2 distribution) => 3.2.0 (the Ubuntu 12.04 distribution)
・Solaris: 9 => 10
・Darwin: 7.4.0 (Mac OS X 10.3) => 10.8.0 (Mac OS X 10.6.8)
という変わりっぷり。

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